RDS 2008 Express Editionのインストールの注意点

書籍などにも書かれていることなので、その通りにすすめると問題ないと思うのですが、Microsoft Robotics Developer Studio 2008 Express Edition (以下、RDS 2008 Express Edition)をインストールする前にはVisual Studio 2008(もしくはVisual Studio 2005やVisual C# 2008 Express Edition)をインストールしておくことをお勧めします。

今回、手順を間違えて先にRDS 2008 Express Editionをインストールしてしまったところ、途中でMicrosoft .NET Compact Framework3.5のインストールがされていないとエラーメッセージが表示され、余計な手間が増えてしまいました。

以下、その流れをまとめたものです。


今回、インストールしたマシンのスペックは以下の通りです。

NEC Lavie LL770/B

OS:Microsoft Windows XP Home Edition Version 2002 Service Pack 3
CPU:Intel(R) Celeron(R) M processor 1.3GHz
メモリ:736 MB RAM

ディスプレイアダプタ:ATI MOBILITY RADEON 9110 IGP


今回はRDSをダウンロードするだけで1時間近くかかってしまいました。

そして、またもや.NET Framework 3.5 SP1のインストール長すぎです。。。
インストール開始から6時間半近くたっても残り20分程度あって驚きました。。。
(それまでVisual Studioなど一度もインストールしたことのないパソコンだったという点も影響があったかと思いますが。)

そこからさらに2時間後、終わったかと思えばMicrosoft .NET Compact Framework3.5がインストールされていないというエラーメッセージが。。。


よくよくみると、InstallShield Wizardの中にMicrosoft .NET Compact Framework3.5
の項目が増えてました。。。

参考までに先にVisual Studio 2008(もしくは2005)がインストールされているマシンへRDS 2008を
インストールした時のInstallShield Wizardはこんな感じです。

詳細はこちらを参照して下さい。



そこでこちらから、Microsoft .NET Compact Framework3.5をダウンロードしてきました。
これまたダウンロードだけで45分程度 + インストールに15分程度かかってしまいました。。。(;_;)

そして、ようやく最後のMicrosoft CCR and DSS Runtime 2008をインストールで完了です。

長かった。。。

VPLのバージョンは以前と同じようなので、今回の検証ではData Publishedの謎(?)は結局わかりませんでした。


今回インストールしたバージョン

前回インストールしたバージョン



この後、VSEを起動して、(RDS 2008をインストールしたフォルダ)\Microsoft Robotics Dev Studio 2008 Express\samples\VPLTutorials\Tutorial1にあるHello Worldを実行できることが確認できましたが、Visual Studio類をインストールしないで使用することは可能かは不明です。

VisualStuio類はサービスを作成時に必要となるのでインストールは必須かと思いますが、VSEをちょっと試してみたい時(そんな場合があるかはわかりませんが。。。)はこの方法でも大丈夫かもしれません。(今回、私はそのつもりでした。)
ただ、その後やはりVisual Studio類のインストールが必要になったという場合に不具合が起きないという保証はないのでご注意下さい。

この後、Visual C# 2008 Express Editionをインストールしてみるつもりなので、何か不具合が出てきたらまたまとめてみたいと思います。
(が、今回インストールしたパソコンはVSE実行のスペックを満たしていない為、シミュレーションが実行できないので、あまり参考になるような例は挙げられなさそうです。。。。)

VSE実行のスペックについての詳細はこちらを参照して下さい。